今年もよろしくお願い致します。
今年からMAITEの体制変わります。
今まで以上に自由にこのブログを書いていくと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。
プレゼントの選び方(準備編)
そういえば、有楽町マルイで販売に立っていた時、女性へのプレゼント選びに悩む男性を1日、3人位みました。男性陣は皆ストール選びに苦心しているよう。
たまに、マルイの社員さんがいない隙を狙って、ストール売り場で悩む男性に声をかけてみる。
「どんなものをお探しですか?」(鈴木)
「無難に普段使いできるやつを・・・」
「・・・(ほぉ)」(鈴木)
もちろん誰にあげるのか分かりませんが、もうちょっと、こう、ヒントというか、もはや答えが欲しい。笑
彼女が寒がりだから暖かいストールを、とか、普段モノトーンの洋服を着ているから差し色に使えるものをあげたい、とか・・・。その人のことをよく見ると、何かしらヒントはあるはず。分からなかったら聞いたらいいし。私は質問好きなので、相手には会話の中でこんな質問をよくします。(洋服ver)
「今日のその洋服はどこで買ったの?」(とりあえず、今着ている洋服はどこのものなのか?現在の好み)
「長く着ているものってある?」(ずっと変わらない好み)
「好きなブランドは?何故好きなの?」(身につけてはいないけど、憧れのあるもの)
「洋服を買う上で重視しているポイントは?」(シルエット、着心地、素材、値段、使いやすさ)
「最近買ったものは?」(直近の気分を知れる)
もちろん、全ての答えを網羅する必要はありません。
もちろん、そもそもどの質問に対しても「別に・・・」という感じだったら、
洋服を、食べ物、音楽、本、アート、スポーツ、に変えてみるとよいと思います。
ここで自分の行動を省みてハタとあることに気づく。
『前のブログで、プレゼント選びは相手が気に入るものとかじゃなくて、とにかく自分の想いが大切!と書いたのに、自分は相手が気に入るものをひたすた選ぼうとしている?随分従順じゃない、私!』
違うんです。私が相手に一番伝えたいのは、「あなたのこと(好みふくめ)よく見てるよ。」ってこと。
クリスマス前なのに、ちょっとホラーっぽくなったので、やめようと思います。
質問することは単純ですが、大事。
恋人や友人間でプレゼントを交換する予定ある方はぜひ!
クリスマスまでまだ時間ありますからねー。
彼女がそのプレゼントを選んだ理由。
ちょっと早いけど、来月はクリスマス。プレゼントについて悩んだり、選んだりする時間も増える季節。
選ぶのが好きな人も、得意な人も、嫌いな人も、苦手な人も。
プレゼントって純粋に「相手」への想いをカタチにすればいいんじゃないかな、と最近思います。
この前、MAITE初のメンズカーディガンを恋人へのプレゼントにと買ってくれた女性がいました。
けど私達は、その方の彼が東南アジアの暑い国で働いていることを知っています。
「あれ?あの国は暑いよね?」
「もしかして、彼は極度の寒がりさんなんじゃない?」
「そっかーそれは大変だねぇ」
なんてノンキな会話をする3人。
後日、直接彼女に聞ける機会があったので、私は3人を代表して疑問を投げかけてみました。
・・・すると
「そうだよね・・・!遠まわしな表現で恥ずかしいし、ねちっこいやつと思われるかもしれないけど・・・この前彼日本に帰ってきたんだけど、すぐに戻っちゃったんだよね。あっという間だったから。
「また、日本が寒い間に戻ってきてね」
カーディガンを贈ったら、伝わるんじゃないかなと思って。」
今こうやって思い返すだけでも、彼女の一途な想いに、胸が熱くなります。
プレゼントって、直接言葉で言うよりも、もっと強いメッセージを伝えてくれるものかもしれない。
今まではプレゼントは自分らしいものだから気に入るとか、自分では選ばない意外性とか、そういう感覚で見ていたことにふと気づく。子供だったのかな・・・
彼は暑いその国にいながらも、あったかいアルパカカーディガンを手にとる度に、これから寒くなる日本と、そこで待つ彼女のことを恋しく思うのでしょうか。
MAITEの商品に、素敵な二人の想いが込められている。
ありがとう、そしてプレゼントっていいよなーって思います。
有楽町マルイ
遂に始まりました。有楽町マルイの期間限定催事。約3週間、11時~21時までの長丁場です。
今回はなかなか苦戦しています。理由は
・オフィスレディ達はウールやカシミア出来たショールに引き寄せられる傾向にある。
・オフィスレディ達仕事でお疲れなのか、話かけても割とささ~とひいていく。
・オフィスレディ達そもそも給料日前?
・・・とか、冷静に書いてる場合ではないのですが。
なんで、みんなそんなに足早なんだろ?百貨店の緩やかな空気に慣れてしまったので
アフターファイブのマルイで一人そわそわしています。
そんなカツカツ歩かなくても、オフィスじゃあるまいし。
そんな中、ビッグサイズなふわっふわアルパカ人形が、活躍してくれています。
無邪気な表情と思わず触ってみたくなるフワフワ毛。
可愛い人形に吸い寄せられる、一定数の大人女子がいることが、分かりました。
そこに彼氏がいなくても「可愛い~」ととっても無邪気。いいね!
残り2週間もがんばります。
ぜひ遊びにきてくださーい。
百貨店でのわたしたち。
前回、百貨店について書いたことが個人的に楽しかったので、笑
引き続き書こうと思います。
百貨店催事は、もちろん販売が大事なお仕事です。
とてもストレートな表現をすると
「売上を作るため」には
私達の接客はとても重要になってきますが、次に大事なのは「ディスプレイ」。
そうなんです、ディプレイ。お客様が何をみたら「あら、素敵」と思うのか。
まぁ、本来はVMD(Visual Merchandising)
Visual ・・・ 視覚的な
Merchandising ・・・ 販売戦略
とか学ぶのでしょうが、私達は実際に行ってみて学部、やってみる学科卒業(笑)なので、
全て現場で習得しています。
ここの売り場は、「お客様が足早に全体を見ながら通りすぎているな」と感じたら、全体に目立つもの置いてみたり、「目線はやや下目でゆっくり物色しながら歩いているな」と感じたら手前のテーブルに目立つものを置いてみたり。。
毎日、毎日変えていきます。下手すると数時間毎に。お客様の足が立ち止まる回数が増えると、それはもう心の中でガッツポーズです。これは鉄板だ!というディスプレイが見つかったら、またこちらに記そうと思います。
搬入シーン。これ、夜の21時~エンドレスにやっていたりします。
百貨店にいる女性について
気づけば、8月も終わり。
今年もお盆もなく、いろいろ動いていました。
大阪阪急うめだ、銀座松屋、新宿京王、また大阪、また銀座松屋、恵比寿三越。
めまぐるしい百貨店催事。
そして、そこで出会ったさまざまな女性達。
備忘録として記そうと思います。
阪急うめだ:
20~70代、色んなタイプの女性が多い。個性的なファッションで闊歩するマダム。面白いことをいいあって、常に笑ってる仲良しおばちゃんグループ。これまた仲良し親子。
本当にカテゴリすることが難しい。けど、関東人の私が見て思ったのは、とにかくカラフルで、流行は関係なくて「自分が好きなものを身に着ける!」という女性が多い。
そして、阪急うめだのお客様、もちろん値切りなんて一切ありませんでした。
銀座松屋:
噂(?)には聞いていたけど、フェミニンな格好の女性が多い。ふわっ、ひらっとしていて、それでいてお上品。さりげなくしっかりとブランド品も持っている。年齢は50代を前後。社長っぽい人もちらほら。たまに会社帰りになんとなくブラブラしているOLさん、イトシアじゃなくてルミネじゃなくて、プランタンでもなくて「銀座松屋」その心は?コスメかハイブランドが好きなのかな?
新宿京王:
完全に60代オーバー。新宿で待ち合わせといえばここよね、という60代後半の奥様方が目立つ。ファッションは大人しくて、主張はなし。機能的なデザインがお好み?(歩きやすい靴に軽いバッグなど)昔は伊勢丹ユーザーだったけど、若い人のものが増えちゃったから、、、という流れもあるみたい。「審美眼」持っている。
恵比寿三越:
30代前後のハイソな奥様(辺見えみりとか)を中心とした品が良すぎて、年齢不明な女性達。ファッションはスマート、シンプル、に可愛さをひとさじ。カジュアルな格好でもカジュアルに見えない。なんだ?この館内に漂う、百貨店と思えないゆるやかな雰囲気は?!朝からガーデンプレイスでヨガとかやってるし!近隣住民の御用達百貨店という感じ。
と、まぁ、エリアによって女性達のタイプは異なれど、みんなお買い物するときの目は真剣。スイッチ入った瞬間はめちゃくちゃ楽しそう。これは年齢関係なくて、どんな女性もふともらす「これ可愛い~」には癒さました。(私の中の男脳)
さて、次はアルパカだ!販売場所は私がOL時代、めっちゃお世話になってたあそこ!
アルパカの地位向上計画
「アルパカ地位向上委員会やんなよ」
1ヶ月前にとある方とお話していたときに言われたこの言葉。
最初はやや戸惑ったのも事実。
どうしてもこの言葉が頭を離れない。
アルパカの何の地位を向上するのか、そして具体的に何をすればいいのか
そもそもどこまでいったらゴールなのか。(涙)
しかし、気になる。
だって、毎日顔をあげたらこの子のこの顔。
うんうん、分かってるよ。そんな目でこっち見ないで。(涙)
そんなタイミングで千葉のマザー牧場へ行った私達。
そこで分かったのは、アルパカはやっぱりとても可愛くて、皆の人気者だったこと。(ちょっと主観)
お土産コーナーにはアルパカのキャラクターグッズは沢山売っているけど
しかし、その毛を使ったグッズは全くなかった。
あんなにすばらしい毛なのに?どうして使わない?その魅力を伝えない?
何か面白いことをしたい!と考えている人に会う事に。
実際に毛を見せてもらい、話を伺うことに。
話を聞いて分かったのは、日本で飼育されているアルパカの毛は短くて
毛糸にするには少し難しいということ。
そしてそもそも毛刈り、毛を洗う、カーディング(繊維の方向を揃わせる)などはコストがかかること。
日本で飼育されているアルパカの毛を使って商品化するのは長い道のりになりそう。
でも色々アルパカについて調べると、日本には40箇所ものアルパカ牧場があることが判明。
その毛は皆どうしているのだろう?
集めたら結構なボリュームになるんじゃないかな?
とりあえず集められるだけ、集めたら、めっちゃあったかいものができて、
↓
沢山の人が「なんじゃそら、おもしろい」ってなって、
↓
これがアルパカの毛か~、そういやアルパカってかわいいやつだよな。
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一回見に行くか!
↓
沢山の人が、「アルパカかわいいし、毛もなんかすごいいいじゃん」と認識。
↓
アルパカの地位向上
ならないか。