羊を被ったオオカミ
私たちのお店で取り扱うこの子。ずっと気になっていることが一つ。
なぜこの狼は羊を被っているのか?
調べてみると、どうやら新訳聖書ででてくるキャラクター?のようです。
『偽預言者を警戒しなさい。彼らは羊の皮を身にまとってあなたがたのところに来るが、
その内側は貪欲な狼である。(マタイ7;15)』
ヨーロッパでは、「羊」は大人しく従順な弱者、「狼」を乱暴な狼藉者とされているそう。
現代社会でもそんな存在は人に限らず色々ありますね。
いい顔をして弱った人の心につけこむビジネス。
本当のことは隠していいことしか伝えないメディア。
自分できちんとその中身を判断する力を持つことが大事です。
と、真面目なこと考えちゃいましたが、この子をみてふと
「いや、というかこの狼全然羊の皮かぶれてないよね?
むしろ羊と同化している気すら・・・」
羊を演じようとしたら、その内本当に羊の心を持ってしまったとか。いい話。
”いい人を装った悪いやつに騙されるな”
”清い心を持とうと努力すれば、それは得られる”
そんなメッセージを持ってくれるこのキャラクター。
心優しい誰かの元に届きますように。